お知らせ
遺品整理と生前整理の違いとは?業者に依頼をする場合のメリットも解説!
どんな人も、必ず迎えることになる最後の日。
残された人たちは、先に旅立って行かれた方が残したものを、整理する必要があるはずです。
亡くなったご本人が事前に死後を予想して、準備をしてくれていた場合には、整理の負担は比較的軽くなるはずです。
▼この記事でわかること
- 遺品整理とは
- 生前整理とは
- 遺品整理のメリットとデメリットとは
- 生前整理のメリットとデメリットとは
- 業者に整理を依頼するメリット
この記事は
「遺品整理や生前整理ってなに?重要性がわからない。業者に依頼するべきなのかな?」
という方に向けて、回答をしていきます。
遺品整理とは、亡くなられた方が生前に所有していたものを整理することを意味します。
これは、使わなくなったものを単に処分する、という意味ではなく、一つひとつのものを整理していくことで、気持ちの面でもお別れをすることを意味します。
遺品とは、ご本人が愛用していたものや、家族のために残したものなど、その人に関わりのあるものすべてを指します。
ご本人がいた頃のまま残してしまうことで、見るたびに悲しい気持ちになってしまったり、辛い思いをしてしまうこともあると思います。
だからこそ、遺品を整理して、丁寧に片付けていくことにより、気持ちの整理をしながら、残された人生に向き合う準備をしていくことになります。
遺品の整理をすることは、遺族の方にとって心をえぐるような思いに浸る時間になってしまうかもしれません。
しかし、いつまでもそのままにしてしまうということは、遺族だけでなく、亡くなられたご本人も報われないものです。
遺品の整理をすることによるメリットとデメリットもお伝えします。
✔遺品整理のメリットとは?
- 持ち物と気持ちの整理ができる
残されたものを手にとって、改めて断捨離をしていくことで、故人との思い出を整理することができます。
そこに置いておいても仕方ないものをどうするのか改めて考えて整理することで、荷物の整理というだけでなく、気持ちの整理も着くはずです。
特に貴重品については法的な手続きをする必要もあり、場合によっては期日が設けられているため、優先的に対応することがオススメです。
✔遺品整理のデメリットとは?
・辛い思いを改めて認識することになる
ご本人がいなくなってしまったことを改めて認識することになるため、悲しい気持ちになってしまうことが多いです。
非常にデリケートな部分ですが、時間が経ってから手を付けるなど、いますぐでなくても良いものについては後回しにするのも良いです。
「遺品整理」は、残された遺族が亡くなられた方の所有物を整理することだとご理解頂けたと思います。
一方で「生前整理」は、生きているうちに自分の死後を予想して、遺族のために持ち物の整理をしておくことを意味します。
例えば、財産や有価証券、通帳や印鑑など、必要なものをまとめておくことで、死後に遺族へかかる負担が最小限になります。
他にも、遺言を書いておくことで、形見にしてもらいたいものや、どのような財産分配をしたいのかを残しておくことができます。
寿命で亡くなる日を予想して生前整理をしておく人がいる他、交通事故や万が一の震災があったときにも対応ができるように、年齢を問わずに死後の準備をしておく人は増えています。
人は誰でも必ず、その日を迎えます。
自分で判断ができるうちに、遺品になるものの整理をしておくのは手です。
それでは、生前整理のメリットとデメリットについても考えていきます。
✔生前整理のメリットとは?
まずはメリットから。
・遺族の手間を減らせる
何よりも明確なメリットは、遺族にかかる負担を減らせることです。
例えば親族の方が遠くに住んでいる場合、遺族は遺品整理のために遠方から足を運び、作業や手続きをしていくことになります。
このときにかかる負担は、時間と費用、体力、精神すべてに大きなものになります。
また、賃貸物件にお住いの場合には、速やかに立ち退きをする必要があり、ゆっくりと遺品整理ができない場合も多いです。
事前に断捨離をしておくことで、この世に残る人たちへの負担を軽くしておくことができます。
- 遺族の揉め事を防げる
事前に遺言や財産目録を用意しておくことで、残された財産や有価証券について遺族が揉めることを防げます。
また、形見にしてもらいたいものや、受け取ってほしい人について、しっかりと記載をしておきましょう。
・気持ちの整理ができる
死後、誰にどんなものを残したいのかを考えることで、自分自身が相手に対して何を思っているのかを見つめ直す機会になります。
また、残された時間をどのように生きていくべきなのかを考えて、自分にとって大切な人との時間や人生の目標について考えることができるため、今後の活力になるかもしれません。
✔生前整理のデメリットとは?
生前整理をすることによるデメリットとしては、気持ちが落ち込んでしまう可能性があることがあげられます。
自分が死に向かって歩いていることを自覚し、悲しい気持ちに追いやられてしまうかもしれません。
そんなときは、「誰でもいつかはこの世を去る」ということを忘れずに、有限だからこそ生きる時間が愛しいと感じられることを忘れないで下さいね。
遺品整理に困ってしまっても、問題はありません。
遺品整理を業者に依頼する、という方法があります。
それでは、遺品整理を業者に依頼する際のメリットについてご紹介します。
・悲しい気持ちを置いておける
大切な方を失うことは、とても辛いです。
だからこそ自分で手をつけたい、と思いながらも、気持ちが受け入れきれず、思うように作業が進まないかもしれません。
遺品整理業社に依頼をすることで、スムーズに遺品整理が進みます。
その間、悲しい気持ちを整理して頂けるはずです。
お気持ちが落ち着いた頃、整理のされた遺品を手にとって、思い出を振り返ることができます。
・作業に時間と手間がかからない
いざ遺品整理をしようとすると、何から手をつけて良いのかわからず困ってしまった、という方もいると思います。
そして、いざ整理してみても、出たゴミをどのように処分すれば良いのか、売るべき価値があるのか、困ってしまう人は多いです。
例えば弊社がご担当させて頂いている「岡山県岡山市」では、市に粗大ゴミの回収を依頼した場合にも、玄関の外まで搬出をすることが求められます。
狭い道の場合、広い道路まで出しておく必要があります。
このような条件についても調べて遺品整理を進める、というのはかなりの労力が必要になるはずです。
遺品整理業社では、遺品整理の資格を持ったプロがご対応させて頂きます。
必要があれば、ゴミの分別や梱包、物の買取にも応じることが可能です。
よく遺品整理業社に依頼をする場合のデメリットとしてあげられる「遺品を雑に扱われるかもしれない」という心配。
弊社では、すべてのご遺族とご本人に最大限の敬意を払い、丁寧でご安心頂けるように作業をさせて頂きます。
不安や疑問点があれば、お気兼ねなくお声がけ下さいませ。