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【遺品整理の準備】自分で遺品整理をする方法とは?
遺品整理をする必要性に迫られたとき、遺品整理の専門業者に依頼をするべきなのか悩み、結果的に「自分で遺品整理をする」ことを選ばれる方も、もちろんいらっしゃいます。
大切なひとの持ち物を、プロとは言え見ず知らずの人に任せるのは、気が引けてしまうかもしれません。
専門業者に依頼をするということは、費用もかかってしまいます。
しかし、いざ自分で遺品整理をしようと試みてみると
・どう整理をすれば良いのかわからない
・辛い思いがよみがえり、作業がはかどらない
・仏壇をどうすれば良いかわからない
などの理由で、手が止まってしまう人がほとんどです。
この記事では、遺品整理をするための準備から、遺品整理を進めるときに意識するべきポイント、仏壇の処理方法まで、具体的にご紹介します。
この記事を読みながら、遺品整理の準備を進めてみて下さい。
まず、遺品整理をする際に必要なものを準備してきましょう。
・対象の場所の状況を確認する
・スケジュールを決める
・整理に必要な材料を用意する
それぞれについて詳しく解説します。
遺品整理の準備①:対象の場所の状況を確認する
まずは対象になる場所の状況について確認、把握します。
もし対象の場所で故人が亡くなられていた場合、腐敗臭などが漂っている可能性があります。
亡くなられてからすぐに見つかっている場合には、特に問題なく遺品整理ができる可能性があります。
一方で、発見が遅れてしまった場合などは、体液が流れ異臭を放っている場合があります。
感染症などの恐れもあるため非常に危険なので、入室するのは絶対にやめて下さい。
このような場合には、専門の遺品整理業者に依頼をする必要があります。
遺品整理の準備②:スケジュールを決める
親族問題などを引き起こさないためにも、スケジュールはしっかりと確認しておきましょう。
また、誰がどの部屋を担当するのかもしっかりと決めておくと、トラブルが起きにくくなります。
遺品整理には大体、2週間〜1ヶ月程度かかることを視野に入れておくと良いです。
精神的にも、体力的にもキツいものになるとは思いますが、キッチンやリビング、寝室、などと部屋ごとにスケジュールを決めておくと、スムーズに進みやすいです。
遺品整理の準備③:整理に必要な品を用意する
何も用意なしで整理を始めようとすると、手が付けられない状況になってしまうはずです。
だからこそ
・ダンボール
・ペン
・ハサミ
・ゴミ袋
・マスク
・手袋
これらは必ず用意をしておきましょう。
残しておくものを仕分けるとき、ダンボールに分けながら、ペンで印をつけておけば、あとでどこに何を入れたかわからなくなり悩む、ということもありません。
また、整理をしていると、必ず不要品が出てきます。
地域によってゴミの分別に関する決まりが違うため、それぞれにあわせたゴミ袋を用意しておくようにしましょう。
遺品整理をするときには、大きくわけて3つに分類して整理をするようにするのがオススメです。
下記の3種類を参考にしてみて下さい。
・手元に残すもの
・売りに出すもの
・手放すもの
それぞれについて解説します。
遺品整理の進め方①:手元に残すものを決める
手元に残しておくものを選びます。
基本的に
・故人が愛用していたもの
・思い出深いもの
・残しておくべきか悩んだもの
これらは「残すもの」として分別しておくことをオススメします。
悩んだら、「悩んだもの」という分類にして分けておけば、あとで「やっぱりあのとき、残しておけばよかった…」と後悔することも防げます。
例えば
・写真やアルバム・貴重品
・形見になるもの
・使えるもの
これらは残しておくようにしましょう。
遺品整理の進め方②:売りに出すものを決める
例えば骨董品や切手、貴金属などで自分にとっては価値のないものも、買取に出すと良い値段がつく場合があります。
アクセサリーやお皿など、価値がなさそうだと判断して捨てる前に、まずはリサイクル業者に持って行ってみましょう。
遺品整理の進め方③:手放すものを決める
形見としてとっておくほどでもなく、自分で使用することがないものは、思い切って手放すことも大切です。
可燃ゴミ、不燃ゴミとして分けられるものは処分しやすいですが、家具などの大きなものは粗大ゴミとして扱われます。
自治体によって取り扱える日が違うので、それまでは置いておく必要があります。
✔重いもの・大きいものは業者に任せよう
処分したいものが重いものや、大きいものだった場合には、不用品回収業者や、遺品整理業者に依頼する必要があります。
手放すものが多い場合にも、自分で処理をするには体力と時間がかかってしまうため、業者に依頼をしてしまうのがオススメです。
業者に依頼をすることで、1時間〜数時間程度で片付けてもらうことができます。
✔供養や寄付をするのも手
自分にとっては不要だけど、故人のことを思うと「捨てる」ことに抵抗がある、という場合は、供養をしたり、寄付をすることも手です。
心の整理がつかない、という人も、まずは相談をしてみると解決するはずです。
すでに家に仏壇がある場合や、宗教上の理由でどうしても仏壇を引き継げない、といった場合もあると思います。
仏壇や仏壇ぬいぐるみはどのように処分するのが良いでしょうか?
このような場合には、主に4つの方法があげられます。
・自分で処分する
・菩提寺で供養してもらう
・仏具店で供養してもらう
・遺品整理業者に引き取ってもらう
主には、自分で処分をしてしまうか、供養をしてもらうかの2択となります。
多くの人が
・故人を敬いたい
・遺族の気持ちを尊重したい
・バチあたりになりたくない
などの理由で、供養をすることを選びます。
尚、仏壇ぬいぐるみについては、毎日供養をされたり拝まれることで、魂が宿ると考えられているため、処分をする前に「魂抜き」をすることが理想です。
仏壇を供養する場合に、一緒に対応してもらうことがオススメです。
それぞれの方法について解説します。
・自分で処分する
仏壇は粗大ゴミとして処分が可能です。
それぞれの地区の自治体により費用は違いますが、1,000円程度で処分してくれることが多いです。
供養をするときと比べて安く済むのがメリットです。
事前に閉眼供養をして、仏壇を単なる「木の箱」として処分をするのも良いです。
・菩提寺で供養してもらう
先祖代々付き合いのあるお墓があるお寺や、供養でお世話になっている菩提寺がある場合には、供養をお願いすることができます。
「お布施」を収める必要がありますが、目安の金額がなくわかりにくいのが特徴です。
・仏具店で供養してもらう
仏具店では販売の他に、引き取りも行なっています。
処分という形にはなりますが、近くにお寺がない場合などには依頼をするのも良いでしょう。
・遺品整理業者に引き取ってもらう
遺品整理業者では仏壇処分のサービスを行っていることがほとんどです。
仏壇の引き取り・運搬・法要を執り行う僧侶の手配・閉眼供養(魂抜き)・お焚き上げまで、すべて行っています。
遺品整理を依頼する場合に、一緒に依頼をしてしまうのが良いです。
✔仏具の処分方法
仏具やは、特に仏様が中に宿っているという考えはないため、供養をする必要はありません。
とはいえ、自分で処分をしてしまうのは抵抗がある、という人は多いです。
その場合には、仏壇の供養をしてもらうのと同時に依頼をすることがオススメです。
岡山県岡山市では、粗大ゴミに関しても細かい決まりが設定されております。
弊社では粗大ゴミの対応はもちろん、仏壇の処分や供養についても、丁寧にご対応させて頂いております。
買取できるものがある場合、作業の費用と相殺することも可能です。
わからないことや不安な点があれば、お気軽にご相談下さい。
速やかに対応させて頂きます。